こんにちは、hamuです。
これから株式投資を始めようと思って本を探してもたくさんの書籍があるし、ネットで情報を調べようとしても、投資情報がたくさんありすぎて迷ってしまいますよね?
今回は、高橋ダンさんの書籍「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」について、書いていこうと思います。
「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」の著者について
まずは「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」の著者プロフィールを紹介します。
今回紹介する「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」には、高橋ダンさんのお金の知識を届けたいという思いと幅広い知識とノウハウが書かれています。
それでは、内容を紹介していきます♪
「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」で学べる事
今回、ご紹介する書籍「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」では、以下構成になっています。
- マインド
- 投資の基本
- ポートフォリオ
- 短期投資
- コモディティ
- 不動産
- 経済
- 習慣
それでは、この書籍の中から参考になったことをピックアップしていきます。
Chapter1 マインド
マインドの章で記載されている内容で、特に印象的だったのが以下2つになります。
日本人は苦手!「失敗」の仕方を学ぶ
参考 高橋ダン著「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」
小さな失敗で大きな成功を勝ち取る
参考 高橋ダン著「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」
日本人は苦手!「失敗」の仕方を学ぶ
成功の仕方を学ぶなら分かりますが、失敗の仕方を学ぶって何だろうって思いますよね?
でも、それが投資には重要と述べています。
失敗を学べば、失敗に対する回避方法も学ぶことができます。
私も失敗したくないです。
でも失敗しないで成功はできないですよね!
小さな失敗で大きな成功を勝ち取る
また、「小さな失敗で大きな成功を勝ち取る」という文章も印象的でした。
高橋ダンさんはYouTubeでたくさんの戦略や、銘柄の紹介をしてくれています。
必ず当たっているわけではなく、もちろん外れている銘柄もあります。
そのため、動画のコメント欄には、はずれたとか批判するようなコメントが書かれています。
しかし、外れた投資戦略については最低限の損失でおさえ、当たった投資戦略では大きく利益を出しているのでは?と私は思っています。
勝てるときに大勝、負けるときには損を最小に抑えて利益を出し続けられるのが投資のプロではないかと思っています。
勝てるときに大勝、負けるときには損を最小に抑えられれば
トータルでプラスになりますね!
Chapter2 投資の基本
長期投資と短期投資を別々の口座に分けて管理しましょうというのが高橋ダンさんの投資の仕方になります。そして、長期としても、分散投資を推奨しています。
私自身、長期で買った銘柄なのに相場が下がったときに焦ってしまいました。
分かっていてもマインドのコントロールは難しいです。
口座を分けた方が長期目的で買った銘柄であることを忘れませんね!
Chapter3 ポートフォリオ
投資信託かETFのどちらがおすすめ?
高橋ダンさんはETFを推奨しています。ETFとは、上場投資信託であり、株の詰め合わせパックのイメージになります。その詰め合わせパックを購入すると、ETF内にはたくさんの銘柄の株が含まれます。
詰め合わせパックならインデックスファンド(投資信託)でもいいのではと思いますが、手数料が安いETFを推奨しています。
もしまだ投資をしたことがない場合、始めはどちらでもいいと思います。
大事なのは、少額でも始めることです。投資信託を購入してみて、のちにETFを購入すればいいだけです。
おすすめのポートフォリオ割合
ポートフォリオとは「金融商品の組み合わせ」になります。
どの商品を、どれくらいの割合で分配しているかを示します。
長期投資としては「株式、社債、不動産」を4~6割、「国債、現金」を1~3割、「コモディティ」を2~4割を推奨しています。
ETFで株式の銘柄の分散だけではなく、投資対象の国や通貨も分散し、シャープレシオを上げるべきと推奨しています。
たとえば、Aさん、Bさんの2人がいて、最終的に同じリターンだったとします。
投資期間中にリーマンショックみたいな不況がありAさんは70%資産がなくなり、Bさんは30%程度資産がなくなったとします。この場合Bさんの方がシャープレシオが高いといえます。
Bさんの方が変動率が高くないのでストレスが低くて済みます。
自分では、資産が減ってもストレスにならないと思うかもしれません。しかし、実際に投資を始めると株価がすごい気になってしまいます。そのため、分散投資のほうがストレスが少ないです。
しかし、ストレスが少ないということは、急激に資産がふえません。
ハイリスクな投資はハイリターン、ローリスクな投資はローリターンですね
Chapter4 短期投資
短期投資の章では、テクニカル分析(以下4種類)についても、記載があります。
- MACD
MACDとは、移動平均線を発展させたテクニカル分析ツール。
これを使用することにより、上昇・下降の転換点を予測することが可能となる。 - ストキャスティクス
MACDと同様に2本の線のクロスで値動きの方向の転換を見極めることが可能となる。 - ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは中央の線と上下のバンドから構成される。
価格がバンドから出た場合は異常値となるので、再びバンド内に戻る可能性が高くなる。 - RSI
RSIで「過大評価」か「過少評価」を知ることが可能となる。
すべてのツールを単独で使用して判断するのではなく、複数のチャートを総合的に判断することが重要ですね!!
Chapter5 コモディティ
貴金属や仮想通貨、原油等がコモディティ商品と位置付けられます。
高橋ダンさんと他の投資系YouTuberとの違いが、ポートフォリオにおけるコモディティの割合です。
他の投資系Youtuberが大体ポートフォリオの10%程度をコモディティの割合にするのに対して、高橋ダンさんは20~40%程度含めることを推奨しています。
組み入れる理由としては、株価とは違う値動きで資産を増やしていくためになります。
貴金属としては特に、金、銀、プラチナを推奨しています。
株価が全体的に下がったときでも、コモディティが上がると
ポートフォリオ全体としてみた場合にそこまで評価額が下がらなくなるんだね!
Chapter6 不動産
株式市場と不動産市場の違いや不動産投資についての説明、J-REITについても記載があります。
Chapter7 経済
株式市場と経済の相関性が高いため、経済を知ることがとても重要になります。
具体的に見るべき指標等が書いてあります。
- 製造業PMI
- 非製造業PMI
- FRBによる利下げ
- Composite leading indicator
株初心者にとっては見るべき指標が書いてあるのは助かりますね♪
Chapter8 習慣
最後の章である習慣では、ニュースを見るということをあげてます。
ニュースを見るというのは投資をする人にとっては当たり前だよと思うかもしれませんが、見ているニュースサイトが多いです。
- 日本経済新聞
- ブルームバーグ
- トレーディングエコノミクス
- マーケットウォッチ
- CNBC
- フィナンシャル・タイムズ
- ウォールストリートジャーナル
- ワシントン・ポスト
- ポリティコ
毎日これらのニュースサイトを見るのは大変ですね。
高橋ダンさんはYouTubeでニュースの解説動画も出しているので、
それをみると少ない時間でも効率よく情報を得られるかもしれませんね♪
読んでみて思うこと
投資未経験~投資初心者までの人は読んで損しない内容でした。
大体2ページごとに書いてある項目が変わるため、隙間時間でもきりがいいところまで読めます。
また、図や表が多く入ってるため読みやすく、投資をしたことがないでも最後まで読める本になっています。
最後まで読めない本を買うなら、買わないのと同じですからね。。。
一方、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルを毎回欠かさず見ている人にとっては、内容が重複してしまいます。そうでない人にとってはマインド・分散投資・情報の集め方等の幅広い知識が得られると思います。
まとめ
- 株式投資するにあたって、メンタルが非常に重要
- 投資の期間、投資商品、国、通貨を分散して投資し、リスクを下げることが重要
- 経済指標やニュースを見る習慣が必要
この記事があなたのお役に立てればうれしく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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